日本の自衛隊の事故相次ぐ

日本の航空自衛隊と海上自衛隊の訓練やデモ飛行中に戦闘機の部品落下や船舶との衝突など事故が相次いでいる。

30日、共同通信など日本の報道機関によれば、29日午前9時30分、福岡県の航空自衛隊築上基地で開催された航空祭のデモ飛行のため離陸したF15戦闘機1機から、水平尾翼の一部などが敷地外の空き地に落下した。

同県警豊前署によると、当時、同基地には見物客約2万5千人がいたが、けが人や建物の被害は報告がないという。部品が落下した戦闘機はすぐに着陸し、パイロットも無事とのこと。

同基地によると、デモ飛行は基地所属のF15戦闘機3機で実施。うち1機の部品が離陸直後に落下した。左水平尾翼の一部(縦0・42メートル、横2・41メートル、厚さ8ミリ、重さ5・5キロ)と、垂直尾翼の一部で、水平尾翼は二つに割れ、垂直尾翼はバラバラの状態で、基地周辺の国有地と民間の空き地で見つかったという。航空祭のF15の編隊飛行は中止になった。

同基地は、所属するF15全機(約20機)の点検や、点検完了までの訓練見合わせなどを検討している。25日には空自千歳基地(北海道千歳市)所属のF15戦闘機が、訓練中に左エンジンの一部(重さ約200キロ)を日本海に落下する事故が起きていた。自衛隊所属の航空機の事故は1994年度宮崎県の新田原基地所属の戦闘機が部品が落下した事件以来だ。

また、先月27日には日本の福岡県の関門海峡で海上自衛隊の護衛艦と韓国のコンテナ船が衝突し、両艦で火災が発生する事件もおきている。

亜洲経済= 金在桓 記者 kriki@ajnews.co.kr
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