尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾訴追案が可決された。
14日午後4時、韓国の国会で開かれた第419回国会第4次本会議で野党が提出した尹大統領に対する2回目の弾劾訴追案が可決された。賛成204票、反対85票。
今回、与党の「国民の力」は採決前に総会を開き「投票には参加するが、党の結論として否決する」と決めていた。
弾劾訴追案が国会を通ったことで、尹錫悦大統領は職務停止となり、韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理が大統領の権限を代行する。
弾劾案が可決されたため、弾劾が成立するか、成立しないかの最終的な判断は、憲法裁判所に委ねられた。憲法裁判所は9人の裁判官(現在は6人、今後3人増える予定)で構成され、今後、最長180日間、法律的な検討を行い、6人以上が賛成すれば弾劾が正式に決まる。
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