ハンファエネルギー、エイチソリューションの吸収合併…継承作業の加速化

[ハンファエネルギー、エイチソリューションの吸収合併…継承作業の加速化]



ハンファエネルギーが親会社であり、オーナー3歳の個人会社、エイチソリューションを吸収合併した。ハンファグループの経営継承の手続きが加速化されるという分析が出ている。

12日、財界によると、ハンファエネルギーとエイチソリューションはそれぞれ11日に理事会を開き、ハンファエネルギーがエイチソリューションの資産と負債を継承する吸収合併を決議した。合併期日は10月1日だ。

エイチソリューションは2017年、ハンファS&Cを物的分割して作られた会社で、ハンファエネルギーの株式100%を保有した親会社であり、投資子会社管理の役割を果たしてきた。

ハンファエネルギーの関係者は"今回の合併を通じ、重複された支配構造を改善、意思決定構造を単純化する"、"管理重複によるコスト削減などで、経営の効率性と透明性を高める計画"と説明した。

従来の最大株主の持分率の変化はなく、投資部門(エイチソリューション)や事業部門(ハンファエネルギー)を統合し、支配構造を単純かつ透明に改善するという意味だ。

ただ、財界ではエイチソリューションの株主が金升淵(キム・スンヨン)会長の三人の息子であることに注目している。エイチソリューションの大株主は金会長の長男のキム・ドングァンハンファソリューション社長(持分率50%)だ。

また、金会長の次男であるキム・ドンウォンハンファ生命副社長が25%、3男のキム・ドンソンハンファホテルアンドリゾート常務が25%の持分を保有している。ハンファエネルギーがエイチソリューションの100%子会社であるため、吸収合併による三人兄弟の持分率の変化もない。

財界関係者は"これまでハンファグループの3世への継承のキーポイントとして活用されたエイチソリューションについたことであるだけに、吸収合併も引継ぎ関連の手続きである可能性が高い"、"今後、企業価値を高め、継承に向けた行動とみられる"と述べた。
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