SKネットワークスが2四半期、レンタル事業の善戦などによって、前年同期対比売上が拡大された。ただし、同期間、情報通信、ホテル事業などが新型コロナの再拡散の影響を受け、営業利益は減少した。
SKネットワークスは今年2四半期の連結基準、2兆5418億ウォンの売上と261億ウォンの営業利益を記録したと2日、公示した。昨年同期間と比較すると、売上は4.4%増加したが、営業利益は13.8%減少した。
SKネットワークスはレンタル事業の子会社であるSKレンタカー、SKマジックの成長を通じ、新型コロナの悪材料を勝ち抜いたものと見ている。
SKレンタカーは済州地域事業の好調、中古車売却価格率の上昇で、売上と収益ともに増加した。長期レンタカー見積の確認、契約などをオンラインでできる「イージーダイレクト」を新たに披露するなど、未来に向けた動きも活発だったという評価だ。
SKマジックは2021年型トリプルケア食器洗浄機、高級按摩椅子、インダクションなどの新製品を発売し、サムスン電子との提携を通じた「スペシャルレンタルサービス」を開始するなど、商品・顧客接点を拡大することに注力した。これによって、今年は2四半期基準、SKマジックのレンタルアカウントは211万つで、昨年同期より17万つが増加した。
SKネットワークスはSKマジックの営業利益が減少したのと関連し、新規製品の広告、市場競争力の強化に向けた攻撃的なマーケティング費用の執行などの影響だと説明した。
また、情報通信、ホテル事業などは新型コロナ、不安定な事業環境の中で、損失を減らし、基盤を固めることに力を入れたと付け加えた。
SKネットワークスは下半期、経営環境の変化を注視しつつ、モビリティ・ホームケア事業に対する投資を拡大するという戦略だ。
さらに、主要携帯電話製造会社が新規モデルを発売し、SKネットワークスの情報通信事業の実績向上に肯定的な影響を及ぼすものと期待している。
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