SK E&S、10年資源投資の結実…オーストラリアでLNG 7000万トン生産する

[SK E&S、10年資源投資の結実…オーストラリアでLNG 7000万トン生産する]



SK E&Sが10年間推進してきた海外エコガス田投資が実を結んだ。

SK E&Sは2012年から開発してきたオーストラリアのCaldita-barossa海上ガス田の最終投資意思決定(FID)を宣言し、LNG(液化天然ガス)生産に本格的に着手すると30日、明らかにした。

SK E&Sは天然ガス生産過程で発生する二酸化炭素を捕集・除去するCCS(Carbon Capture & Storage)技術を活用し、「CO2(二酸化炭素)Free・低炭素LNG」を生産するという計画も打ち出した。

今回開発に着手する地域はCaldita-barossa田のうち、Barossaガス田がある。現在確認された天然ガス埋蔵量だけで7000万トン(t)以上だ。これは韓国の年間消費量の約4000万tの2倍に近い規模だ。

ガス田の持分37.5%を保有中のSK E&Sは今後5年間、14億ドル(約1兆6000億ウォン)を投資し、2025年から20年間、年間130万tのLNGを国内に導入する計画だ。

SK E&Sは天然ガスの生産過程で発生する二酸化炭素を捕集し、近隣海上の廃ガス田に貯蔵し、ひいてはCCS技術の高度化を通じ、LNG発電所から排出される二酸化炭素も除去することにより、「CO2Free LNG」事業を実現していくという構想だ。

このため、昨年11月、パートナー社であるサントス社と「CCSおよび炭素削減事業協力機会の発掘」のためのMOUを結んだ。今月には共同研究契約を締結し、CCSプロジェクトの妥当性の検討に着手した。

SK E&SはCCS技術を持続開発し、今後の水素生産過程にも適用するという計画だ。2025年からはオーストラリアガス田で生産するLNGを国内に持ち込み、忠清南道保寧(ボリョン)近隣地域に建設予定の水素生産プラントを通じ、CO2を除去した清浄水素を生産する方針だ。
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