[写真=Pixabay]
第3四半期に海外に出た出国者数が小幅増加し、海外でのカード使用額も増加した。
韓国銀行が25日に発表した「2020年第3四半期における（韓国）居住者のカード海外使用実績」によると、国内（韓国）居住者が海外加盟店で使ったクレジットカードとデビットカードの使用額は21億6600万ドルであると集計された。これは前四半期（18億7400万ドル）より2億9200万ドル（15.6%）増加した数値だ。昨年第4四半期以後、9ヵ月ぶりに増加傾向に転じた。
出国者が増えたことが影響を及ぼした。第3四半期の出国者数は23万人で、前四半期（12万人）より11万人（97.0%）増加した。ウォン高ドル安が進んだことも消費増加にプラスになった。第3四半期のウォン・ドル為替レートは平均1188.5ウォンで、第２四半期（1220.8ウォン）より32.3ウォン下落した。
ただ、1年前と比べると依然として半分にも及ばない水準だ。前年同期比では、26億2400万ドル（54.8%）が減った。今年の累積基準の海外でのカード使用額は76億8800万ドルを記録し、昨年より46.0%激減した。
非居住者の国内（韓国）カード使用実績は9億200万ドルで、前期対比24.5%増加した。前年同期比では63.1%減少した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
