政府が首都圏の社会的距離置き(ソーシャルディスタンス)を1段階から1.5段階に格上げする。
丁世均(チョン・セギュン)首相は17日午前、政府ソウル庁舎で主宰した中央安全災難対策本部会議で「コロナ19(新型コロナウイルス感染症)防疫が危機に直面した」とし「最近1週間、首都圏だけで一日平均100人以上の感染者が発生した」と明らかにした。
今回の格上げは19日午前0時から適用される。当初、政府は江原道の距離置き段階も同時に強化する案を検討したが、今回は首都圏だけに適用することにした。
丁首相は「この1週間、首都圏だけで一日平均100人を超える感染者が発生している」とし、「高齢感染者の割合、感染再生産指数など他の指標も引き続き悪化している」と述べた。
一方、16日午前0時基準、韓国のコロナ19新規確定者数は223人だ。このうち、国内の地域社会での発生は193人、海外からの流入による事例は30人だ。
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