[SKテレコムが投資した医療装備会社「Nano-x」、ナスダック上場]
SKテレコムが投資した次世代の医療装備技術企業「Nano-x」が21日(現地時間)、米ナスダック(Nasdaq)に成功的に上場した。
SKテレコムは昨年6月と今年6月、2度にわたって計2300万ドル(約273億ウォン)を戦略的に投資し、Nano-x株式の計260万7466株を確保した。Nano-xの特殊関係人(創業者や最高経営陣)に次ぐ2大株主として、経営とグローバル事業展開に参加している。
イスラエル企業のNano-xは半導体基盤のデジタルレントゲン(X-ray)技術を基に、既存のX-ray装備より価格・性能が優越した医療装備「Nanox.Arc」商用化を推進中だ。 この会社は技術力を認められ、「新興成長企業(Emerging Growth Company)」の資格でナスダックに入城した。
SKテレコムは昨年、グローバル半導体スタートアップと協業を模索する過程で、Nano-xを発掘し、数回技術力を検証した後、投資を進めた。 今後、Nano-xの中核半導体製造工場(FAB)を韓国に建設し、5G・人工知能(AI)などを活用した共同事業を推進する計画だ。
SKテレコムの関係者は"海外でもNano-xの技術力と潜在力を高く評価しており、異例的に急速にナスダックIPO(企業公開)が行われた"、"Nano-xと共に、次世代の医療技術、5G・AIを融合した結果物をポストコロナ時代の代表的な革新事例で作っていく"と述べた。
一方、Nano-xの株価は21日、上場価格18ドルから終価21.7ドルで、20.56%上昇した。
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