コロナ危機の直撃弾を受けたホテルロッテ、16年ぶりにシニア対象の早期退職を実施

[写真=ホテルロッテ提供]


新型コロナウイルス感染症事態で困難に直面しているホテルロッテが、16年ぶりに初めて名誉(早期)退職制度を実施する。

ホテルロッテは19日、既存の賃金ピーク制度を改善して選択幅を拡大した「シニア賃金制度」を、今月18日から内部公示を通じて実施すると発表した。ホテルロッテ側の説明によると、この制度に名誉退職が含まれるという。

今回の制度改編により、58歳以上のホテルロッテの社員は △通常賃金100%支給 △ハーフ賃金制度(週20時間勤務・通常賃金50%支給)△名誉退職のいずれかを選択しなければならない。名誉退職の場合、退職金とともに慰労金が支給される。

ホテルロッテが名誉退職に乗り出すのは、2004年以来初めてだ。今回の実施は、新型コロナウイルス感染症の影響で観光客が急減し、売上げに打撃が反映された苦肉の策と見られる。

実際、ホテルロッテは今年第1四半期の売り上げが昨年同期比35%も減少し、赤字を記録している。

ホテルロッテの関係者は「全職員ではなく、高年次職員を対象にした選択的名誉退職」とし、「賃金団体交渉の協議事項として、ひとまず今年まで期限付きで名誉退職を実施する予定だ」と説明した。
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