文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、政府が全世帯に支給する緊急災難支援金の全額を寄付する意向を示した。
青瓦台(大統領府)のカン・ミンソク報道官は7日、春秋館のブリーフィングを通じて「文大統領は(新型コロナウィルス感染症の対策として支給する)緊急災難支援金を受領しない形で寄付する予定だ」を明らかにした。文大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人に支給される支援金は、2人世帯基準の60万ウォンだ。
一方、国会は先月末に開かれた本会議で緊急災難支援金のために編成した12兆2000億ウォン規模の第2次補正予算案を可決した。全ての国民に支給するという趣旨の政府の緊急災難支援金は、1人世帯に40万ウォン、2人世帯に60万ウォン、3人世帯に80万ウォン、4人以上の世帯に100万ウォンが支給され、政府は強要せず、自発的な寄付を呼びかけている。
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