現代・起亜自、インド工場「シャットダウン」の2週間延長へ…5月も「ゼロ販売」恐怖

[現代・起亜自、インド工場「シャットダウン」の2週間延長へ…5月も「ゼロ販売」恐怖]



現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車が5月にもインドで「ゼロ販売」の恐怖に震えている。

米国と中国に次ぐ世界3大戦略国家であるインドの「ロックダウン(移動制限)」が2週間延長され、販売はもちろん、生産にも支障を来たすものとみられるからだ。 現代・起亜自は4月、インドのロックダウンで、ゼロ販売(以下、輸出除外)という史上最悪の結果となった。

3日、業界によると、現代・起亜自は今月4日から17日までインド工場の稼動中断を再度延長することにした。 これにより、現代・起亜自グローバル工場のうち、ブラジルとともに、例外的に今月中旬が過ぎても稼動できない不名誉を抱えることになった。

これに先立ち、インド政府はロックダウンを今月3日に終了することにしたが、事態が続くにつれ、17日まで維持することにした。 3月25日以降、54日間のロックダウンが行われるわけだ。

インド政府は今回のロックダウンを感染拡散の危険性によって、予防措置の段階を分け、地域別に区分して運営する計画だ。 しかし、根本的に住民の移動・商業施設の運営などの制裁はあまり変わっておらず、業界の被害はさらに続く見通しだ。

すでにインドに進出したグローバル自動車メーカーは今年4月、史上最悪の苦杯をなめた。 インド自動車製造協会(SIAM)によると、今年4月、インドの内需市場では1台の自動車も売れなかった。 昨年4月の販売台数は25万台だった。

現代自の場合、同期間4万2005台を販売した。 昨年下半期から本格的に販売に入った起亜自は今年4月、1万台前後の販売高を上げるものと期待された。

現地自動車業界の関係者は"ロックダウンによる消費絶壁の憂慮が現実になった"とし、"17日でロックダウンが終われば、幸いなことだが、今の状況から見れば、もっと延長されてもおかしくない"と伝えた。

現実化すれば、インドに進出したグローバル自動車メーカー各社は5月にも4月に劣らぬ悪夢を経験することになると予想される。 これに対し、現代・起亜自は新車発売と非対面マーケティングなどを通じて被害を最小化する方針だ。

一例として現代自の場合、インドでオンライン販売網「Click to Buy」を全国的に拡大する。Click to Buyを通じて現地500つ以上のディーラー会社をリアルタイムで連結することで、自社モデルの顧客問い合わせから販売まで「End-to-End」サービスを提供するという計画だ。

起亜自の関係者は"インドは3月末から工場稼動が中断された状態だが、正常化すれば人気モデルのセルトスの適期供給で、需要減少の影響を最小化する予定だ"とし、"新規エントリー級自動車も販売し、追加的な販売上昇も図る"と述べた。
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