ウォン・ドル為替レート、20ウォン急騰・・・「世界景気後退への懸念」影響

[写真=聯合ニュース]


ウォン・ドル為替レートが再び大幅に急騰した。「コロナ19」(新型コロナウィルス感染症)の影響で世界景気後退への懸念が高まった影響だ。

23日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは前取引日より20ウォン高の1266.5ウォンで取引を終えた。

この日の為替レートは、前取引日比18.5ウォン高の1265.0ウォンで出発した。以後、急速に上昇し、取引中に一時1280ウォンを越えたりもした。

先週、韓米通貨スワップ協定で通貨危機の不安が多少解消されたものの、世界的な経済危機による上昇圧力を完全に相殺することはできなかった。この日も外国為替市場では安全資産である米ドルを好む心理が目立った。

実際、米国や欧州など先進国の消費市場が麻痺され、海外投資銀行(IB)は世界経済の成長見通しを大幅に下げている。JPモルガンは今年の世界経済成長率を2.5%から-1.1%に下方修正した。ゴールドマン・サックスは今年の米国の経済成長率が-3.8%まで下がると見通した。

キウム証券のキム・ユミ研究員は、「当分の間、ドル高の影響や対外不安などによって(ウォン・ドル為替レート)上昇基調が続くだろう」と分析した。
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