[コロナ19] 「世界5大経済」のカリフォルニアを止める・・・4000万人の住民に外出禁止令

  • 他の州も似たような措置が相次ぐよう…世界5大カリフォルニア経済が一時麻痺

[写真=AP・聯合ニュース]


米カリフォルニア州当局がコロナ19拡散を懸念し、4000万人の住民に必要不可欠な外出を除いては家に滞在することを指示した。米国内の州次元でこのような命令が出たのは今回が初めてだ。主要外信は、世界5大経済規模のカリフォルニアが『一時的麻痺』状態に陥ったとし、どのような衝撃の跡を残すかに神経を尖らせている。

フィナンシャルタイムズ(FT)など主要外信によると、米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は19日(現地時間)、オンラインブリーフィングを通じて「このようなメッセージを伝えるのが容易ではない。自宅避難を望んでいるためではない。皆さんも望んでいないことを知っている。しかし、そうするしかない」と、住民たちに家に滞在することを命令した。急速に拡散しているウイルスに対応するために、すべての住民たちに外出禁止という超強硬策を打ち出したのだ。

具体的な期限も発表されていなかった。ニューサム知事は「非常に長い期間にわたって持続するとは思っていない。しかし、我々は8週間ほどとみている」と明らかにした。ニューサム知事は特段の措置がない場合、今後8週間以内にカリフォルニア住民56%がコロナ19に感染する可能性があるとみている。

カリフォルニアの人口は約4000万人だ。全国的に移動制限令を下したイタリア、スペイン、フランスに比べては人口が少ない。しかし、経済規模でみると、これらを遥かに上回る。シリコンバレーが属するカリフォルニア州の年間国内総生産(GDP)は2兆9400億ドル(約3666兆ウォン)であり、米国、中国、日本、ドイツに次いで世界5位だ。韓国のGDPの約2倍の水準だ。今回の移動制限令は事実上、世界3大経済が止まるのと同じだ。

ブルームバーグはカリフォルニア州の今回の措置で、他の州でも同様の措置を相次いで取る可能性があり、世界最大の米国経済が低迷に陥る確率が一層高まったと指摘した。
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