ネイバーニュースの書き込み履歴が公開される・・・総選挙前に悪質な書き込みの根絶

  • 19日から適用…書き込み共感数、書き込み削除の割合も公開

[写真=ネイバー]


ネイバー(NAVER)がポータルニュース記事に掲載した利用者の書き込み履歴をすべて公開することにした。今年4月15日の第21代国会議員選挙(総選挙)を控え、安全な情報共有の場を作るための措置であるという説明だ。

ネイバーは18日、利用者がこれまで作成したニュース書き込み履歴リストを19日から公開すると明らかにした。これまでは利用者が書き込み履歴を公開するかどうかを選択できた。ネイバーの今回の措置で、利用者の意思とは関係なく、全ての書き込み履歴が全面公開される。ただ、作成者が自ら削除した書き込みは公開されない。

また、利用者が掲載した書き込み数と書き込みにコメントした共感数も合わせて集計される。 最近30日間受けた共感の割合と、本人が最近削除した書き込みの割合も見ることができる。

ネイバーは実名確認をしていない新規加入者は1週間後にニュース書き込みを掲載できるようにした。現在、フェイスブックやツイッターのようなソーシャルメディアでネイバーに加入すると、ニュースにコメントが書き込めない。

人工知能(AI)技術を活用して、悪質な書き込みも防ぐ。ネイバーは最近、悪質な書き込みを選別するAI「クリーンボット」機能の卑俗語(良くない言葉)探知力を5倍ほど高めた。従来のクリーンボットが卑俗語の単語を中心に、悪質な書き込みの有無を判断したとしたら、高度化したクリーンボットは文章の脈絡を把握する。書き込みを作成する過程でAIが介入し、無礼な表現を選別する技術も適用する。

4・15総選挙を控え、ネイバーの書き込み政策が強化されている。ネイバーは去る5日付けで、人物に関する関連検索語サービスと芸能ニュースの書き込みサービスを終了した。両サービスが情報提供という肯定的な効果より個人に対する人格冒涜、プライバシー侵害のような否定的な機能の方がもっと大きいと判断して下した措置だ。

ネイバーはさらに、総選挙の公式選挙運動期間である来る4月2日から15日午後6時まで、リアルタイム急上昇検索ワード(実検)サービスの運営を中断する。ネイバーが実検サービスを中断するのは今回が初めてだ。

ネイバーの関係者は、「選挙期間には多数の関心事が選挙という大きな懸案に集中するだけに、選挙の公正性に影響を与えかねない事案が発生することに備え、一時的に実検運営を中断する」と説明した。

ポータルのダウム(Daum)を運営するカカオも先月末、利用者がニュースサービスの書き込みをオン・オフにできる機能を取り入れた。コメント上段のON・OFFボタンからOFFを選択するとコメント領域全体が消え、再度ONを押すとコメントが確認できる。 悪口・卑俗語だけでなく「差別・嫌悪」に対する申告項目を新設した。カカオは先月20日、実検サービスを全面廃止したりもした。

カカオ関係者は「利用者の権利と人格を保護し、社会的責任を果たすために約束した措置を持続的に実行している」と述べた。
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