18日、コスピ1600台が崩壊した。主要国の景気刺激策発表と流動性供給にもかかわらず、外国人の「売り」が止まらなかった。
この日、コスピ指数は前営業日より81.24ポイント(4.86%)下落した1591.20で取引を終えた。指数は昨夜、米政府の大規模の景気刺激策政策発表に支えられ、13.68ポイント(0.82%)高の1,686.12で取引を始めたが、取引直後から横ばいを維持し、午後に入って急落した。
有価証券市場で外国人は5895億ウォン分を売りさばいた。この日まで31営業日連続の売り越しを続いており、売り越し規模は12兆5000億ウォンを記録した。機関も4338億ウォンを売り越した。個人は唯一9125億ウォン分を買い入れた。
時価総額上位銘柄はLG生活健康(3.85%)を除いて軒並み下落した。SKハイニックス(-9.08%)、セルトリオン(-6.55%)、LG化学(-8.65%)、現代自動車(-8.24%)が大幅の下落を示した。サムスン電子(-3.59%)、サムスンバイオロジクス(-4.07%)、ネイバー(-3.31%)、サムスン物産(-5.78%)も下落した。
NH投資証券のノ・ドンギル研究員は「外国人の追加売り越し余力は2007年の金融危機の前兆当時と比較すると、もう少し残っている」とし、「外国人の帰還のためには、まず、米国の株式市場の回復と財政支出の議会通過などの材料が必要だ」と分析した。
サムスン証券のユ・スンミン研究員は、「まだ確実な治療薬やワクチンがない状況で、伝染性の高いコロナ19の統制が容易ではない」とし、「政府の政策が発表されればリスク資産が回復を試みるだろうが、先進国でコロナ感染者が急増しており、回復を阻害するだろう」と見通した。
コスダック指数は前営業日より29.59ポイント(5.75%)安の485.14で取引を終えた。コスダック市場では、個人が1200億ウォンを買い越した。外国人と機関はそれぞれ1229億ウォン、69億ウォンを売り越した。
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