[コロナ19] 朴元淳市長、「ソウル、大邱のように拡散させない・・・コールセンター運営のガイドラインを作る」

  • ソウル市長「コールセンターの運営委託は大企業…在宅勤務する環境であると判断」

  • 「ソウル市が運営支援…新天地が関連しているかが引き続き調査中」

[写真=亜洲経済 ユ・デギル記者 dbeorlf123@ajunews.com(先月24日、ソウル中区ソウル市庁で新型コロナウィルス感染症の対応策を発表している朴元淳ソウル市長)]


朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長がソウル九老区(クログ)新道林洞(シンドリムドン)のコールセンターで集団発症した新型コロナウイルス感染症(コロナ19)と関連し、大邱・慶北のように流れることはないようにすると述べた。

朴市長は11日、オンラインで行われた会見で、「今回のコールセンター集団感染が、決して新天地による大邱と慶北の集団感染とは同じ局面を迎えるようにはしないため、一層細かく確実に対応している」とし、「ソウル民間コールセンター417ヵ所に対する全数調査に突入するなど、関連対応を徹底している」と明らかにした。

この日、ソウル市、防疫当局などによると、九老コリアビルのコールセンターと関連したコロナ19感染者は93人以上であると把握されている。

朴市長は「コールセンターの勤務形態、施設・運営状況を確認し、コロナ19の予防に向けたガイドラインを提示する」とし、「コールセンターを直営や委託で運営する企業はほとんど大企業であるため、代替オフィスの確保や在宅勤務施行がいくらでも可能だと思う」と述べた。

続いて「(企業の状況が)そのような環境ではなければ、ソウル市が財政・人材を投入してでもより安全にする」と付け加えた。

コールセンターが位置した地域がソウルと京畿、仁川圏を結ぶ交通の中心地であるだけに、公共交通機関を通じた伝播の可能性も大きい状況だ。しかし、朴市長はこのような可能性は低いと予想した。

朴市長は「新道林はあまりにも乗り換え人口の多い地域なので、地下鉄の防疫を頻繁にしている」とし、「(コールセンター関連)感染者が電車やバスで感染した事例はまだ報告されていない。そのため、地域社会で感染が起こる可能性は少ない」と述べた。

コールセンターのスタッフ2人が新天地信徒であることが明らかになっただけに、今後、新天地の関連性も引き続き調査している。

朴市長は「ひとまず、ソウル市が確保した名簿と照らし合わせて、陰性である信徒2人を把握した」とし、「私たちが確保した名簿が完璧ではないため、他の市・道の名簿とも照らし合わせて把握している」と明らかにした。

また、彼は「軽症の患者のための生活治療施設を段階的に十分に確保している」とし、「人材開発院、英語マウル(村)、泰陵(テルン)選手村など様々な場所を引き続き確報している」と伝えた。

朴市長は「先ほど文在寅(ムン・ジェイン)大統領も私に電話をして心配し、中央政府次元で必要なことがあれば何でも支援するとした」とし「首都圏最大規模の集団感染であることを考慮し、対策を設ける」と述べた。
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