4日(現地時間)、ニューヨーク株式市場は「スーパー・チューズデー (Super Tuesday)」の予備選挙で勝利し、大幅反発して取引を終えた。
この日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ平均株価は前場より1173.45ポイント(4.53%)上昇した2万7090.86で取引を終えた。ダウ平均株価は、今週だけで2回も1000ポイントを上回る上昇幅を見せた。去る2日、ポイント基準では歴代最大幅の1293.96ポイント(5.09%)を上げた2日後に再び「1000ポイントラリー」を記録した
S&P500指数は126.75ポイント(4.22%)高の3130.12で、ナスダック指数は334.00ポイント(3.85%)上げた9108.03でそれぞれ取引を終えた。
このようにニューヨーク株式市場が急騰したのは、スーパー・チューズデーで破竹の勢いで勝利を収めた「バイデン効果」という分析が出ている。
「スーパー・チューズデー」でバイデン前副大統領は、9つの選挙区選挙戦で勝利し、バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員を逆転した。投資家の多くは比較的中道性向を示すバイデン前副大統領の浮上を歓迎する雰囲気だった。
米経済専門放送CNBCは、多くの投資家がバイデン氏の勝利に歓呼していると伝えた。
米国14州で開かれた「スーパー・チューズデー」でバイデン前副大統領は10州で1位を記録した。バイデン前副大統領の浮上に、予備選挙の序盤、先頭に立っていた急進進歩性向のサンダース上院議員がリードを許した。
米国より先に取引を終えた欧州の主要株式市場は軒並み上昇した。
英国FTSE100指数は前営業日比1.44%高の6815.10で取引を終えた。フランスのCAC40指数も1.33%跳ね上がった5464.89で取引を終えた。ドイツのDAX指数は1.19%高の1万2127.69で取引を終了した。汎欧州指数のストックス欧州600は、前日より1.36%上昇した386.30で取引を終えた。
2日連続上昇曲線を描いた国際原油価格は下落に転じた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で4月引き渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエト(WTI)は、前取引日より1バレル当たり0.85%安の46.78ドルで取引を終えた。ロンドンICE先物取引所の5月物ブレント原油は1バレル当たり1.18%安の51.25ドルを示した。
金価格は小幅下落した。ニューヨーク商品取引所で4月引き渡し分の金は前取引日より1オンス当たり0.09%(1.49ドル)下落した1643ドルを記録した。
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