韓国内のコロナ19感染者が4000人を超えた。死者4人が追加で発生し、コロナ19の韓国死者は26人に増えた。
コロナ19の拡散により、政府は初めて全国単位で休業令を下した。全国の幼稚園と小・中・高校の新学期開始がさらに2週間延期された。
疾病管理本部の中央防疫対策本部によると、2日午後4時基準、コロナ19感染者は前日の午後4時より599人増え、4335人だ。
同日0時基準、完治して隔離から解除された感染確定者は計31名だ。死者は公式集計後に追加で4人が確認され、26人だ。
コロナ19の診断検査を受けた人は10万人を超えた。このうち7万1580人が「陰性」で確認され、3万3799人は検査が進行中だ。
新天地大邱教会を中心に感染者が発生している大邱では、一日でさらに377人が追加された。大邱の累積感染者数は3081人であり、これは全体の70%以上だ。
慶尚北道では68人の追加感染者が確認され、累積感染者数は624人だ。
その他の地域累積感染者は、ソウル91名、釜山88人、京畿道92人、忠南78人、慶南64人、蔚山20人、江原19人、大田14人、忠北11人、光州9人、仁川7人、全北6人、全南5人、済州2人、世宗1人などだ。
感染者のうち女性は2621人で62.2%、男性は1591人で37.8%と集計された。年齢別にみると、20代が1235人(29.3%)で最も多く、50代が834人(19.8%)でその次だった。続いて40代が633人、60代が530人、30代が506人、70代が192人、10代が169人、80歳以上が81人、9歳以下は32人などの順だ。
チョン・ウンギョン中央防疫対策本部長は、"女性が男性より感染者の割合が高く、年齢別感染者の中で最も多いのは20代で、29.3%を占めている"と述べた。続いて"新天地教会の信徒の中で多くの部分を20〜30代の女性が占めており、その年齢の割合が非常に高いことが分かる"と付け加えた。
全国の新学期開始はさらに2週間が延期され、今月23日に延ばされた。先立って教育部は先月23日、全国の開学を1週間延期すると発表している。政府が全国単位で休業令を下したのは初めてのことだ。教育部は新学期延期期間に学生の学習を支援し、生活を指導する案を設けたと明らかにした。
一方、サムスン電子は病床不足で病院ではなく自宅に隔離されているコロナ19の軽症患者たちのために慶尚北道・盈徳(ヨンドク)にあるサムスン人力開発院盈徳研修院を治療センターとして提供することにした。ソウル大学病院も慶尚北道・聞慶(ムンギョン)市所在のソウル大学病院人材院を提供する。
大邱市は現在、800病床を自主的に設けて対処しているが、医療人材と装備の不足で対応能力が限界状況に達した状態だ。
防疫当局によると、開院は今週中に行われる予定だ。盈徳サムスン人力開発院と聞慶ソウル大学病院人材院はそれぞれ203室と100室の規模で運営される見込みだ。盈徳センターにはサムスン医療院の医療スタッフが参加し、聞慶センターではソウル大学病院のスタッフが患者管理を務める。
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