SKC、グローバル銅箔製造会社「KCFT」の買収完了

[SKC、グローバル銅箔製造会社「KCFT」の買収完了]



SKCが電気自動車バッテリーの中核素材である銅箔メーカー「KCFT」の買収を完了した。 SKCはKCFTとともに、モビリティ事業を拡大し、「ディープチェンジ」を加速化する計画だ。

SKCは7日、KCFTの株式代金を完納し、買収手続きを終了する。 これによってKCFTはSKCの100%投資会社になる。 昨年6月、SKCはKCFTの買収を公式に発表し、国内外の企業結合届出など買収手続きを進めてきた。

SKCはKCFTの技術力にSKCの40年フィルム技術ノウハウを加え、さらに薄くて品質が優れた製品を開発・供給していく計画だ。 また、生産能力を拡大し、2025年までに現在3万トンの4倍以上に増やしていくという目標だ。 10月には全羅北道、井邑市と投資協約を結び、来年上半期まで井邑工場に生産能力1万トンほどの5工場を増設することにした。

今後、KCFTはグローバルに進出する案も検討する。 バッテリー顧客会社がある米国、欧州、中国などに進出すれば、顧客会社の要請に迅速に対応できるためだ。 該当地域にはSKCの生産施設の余裕敷地があり、進出する場合、拠点作りのスピードなどさまざまな面で相乗効果が大きい。

SKCはKCFTの買収で、未来の成長動力であるモビリティ事業をさらに強化できるようになった。 SKCは2016年に宣言した「MARKET INSIGHT」と技術を創意的に結合する「Global Specialty MARKETER」というビージョンの下、地道な体質改善の努力を傾けてきた。
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