現代車「水素経済ファーストムーバー・・・海外投資家らと共にする」

[写真=聯合ニュース(5日、初めて公開した現代自動車が新規グローバルブランドキャンペーン「Because of You」)]


水素電気自動車の大衆化に速度を出している現代自動車が、韓国を訪問した外国企業家らに現代車の「水素ビジョン」を明らかにした。

現代車のパク・ジョンジン燃料電池試験開発室室長は5日、ソウル三成洞グランドインターコンチネンタルホテルで行われた「2019外国人投資週間」の行事を通じて、「現代車は水素経済のファーストムーバーとして、将来の新しい成長動力に大規模な投資を惜しまない」とし、「グローバル水素社会を支援するための方策を海外投資家、各国政府団体と共にする」と強調した。

今年15回目を迎える外国人投資週間は、韓国の投資魅力を外国人に知らせるために毎年行われている行事だ。今年は訪韓投資家および外国人投資企業と国内企業の関係者2500人余りが参加し、相互交流の場を造成した。

現代車が行事に参加した理由は、未来車産業の核心である「水素ビジョン」を海外投資家に知らせるためだ。この日に開かれた革新成長フォーラムで現代自動車は第4次産業革命の時代を迎えて水素電気自動車のための研究開発(R&D)及び未来技術への投資を大幅に拡大している点を強調した。

パク室長は「現代車は水素電気自動車の生態系拡散のために、ドイツのアウディと水素電気自動車の部品共有提携を締結しており、今年はサウジアラムコとも戦略的提携を結んだ。最近は米・カミンズ社とも協力を締結した」とし、「これだけでなく、現在も多くの企業らと交渉中だ」と述べた。

現代車は現在、水素電気自動車の技術開発と大衆化に向けてさまざまな海外の水素技術企業と手を握っている。かつて海外企業らと技術力確保のための協力が主だったとすると、最近は大衆化のためのコスト削減のためにも海外企業と協力している。

パク室長は「現代車は変化に対応するため、20年前から水素電気自動車の開発を先制的に進めてきた」とし、「2004年、水素電気自動車のツーソン(Tucson)を開発し、2013年に水素電気自動車の量産に成功した」と述べた。パク室長は「もう現代車は世界市場へ進出しようとしている」と、「昨年、水素ビジョンを発表して果敢な投資など先制的に推進をしている」と述べた。

現代車のこのような変化は、未来車産業のためには避けられないという説明だ。パク室長は「最近の自動車業界は、新しい変化の岐路に立っている」とし、「環境にやさしいエネルギーに対する関心が高まり、各国政府も規制を実施している」と述べた。続いて「中長期的に内燃機関の車両販売などを禁止する法案も作られており、世界的な自動車メーカーはエコカーの開発を急いでいる」と説明した。

 
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