[グローバル株式市場] 今週のECF金利決定を控えて模様眺め・・・ニューヨーク株式市場の強弱入り混じり ダウ0.28%↑

[写真=聯合ニュース]


10日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が米中貿易交渉が何の進展もない中、今週、欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定などの主要なイベントを控えて強弱入り混じった状態で取引を終えた。

ダウは直前比73.92ポイント(0.28%)上げた2万6909.43で終了した。S&P500指数は0.96ポイント(0.03%)上昇した2979.39で、ナスダック指数は3.28ポイント(0.04%)下落した8084.15で取引を終えた。

この日、中国のファーウェイ(Huawei)は米国商務省の相手に提起した機器返還訴訟を取り下げた。今回の措置は2年前、米国商務省から差し押さえされたファーウェイの通信機器が返され、一段落した。

今回のニュースで両国間の緊張緩和には役立つという分析があるが、投資心理を刺激するには力不足という意見が多い。

世界中の中央銀行の景気浮揚策に耳目が集中されている。投資家らは今週の欧州中央銀行(ECB)の金利引き下げの決定を待っている。

ヤルデニ・リサーチの創業者兼社長エド・ヤルデニ氏は「主要中央銀行の金融政策は、これまで大きな実効性を収めていない状態だ」とし、「もう一つの通貨緩和政策を打ち出すものと見られる」と見通した。

ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ECBは今月12日、預金金利を10bp(ベーシスポイント、0.01%)下方修正するものと予想される。

ただ、今回の景気浮揚策は市場の期待は及ばないだろうという見方が支配的だ。

市場は来週開かれる予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも金利の引き下げが25bpにとどまると予想している。

雇用指標は振るわなかった。

全米自営業者連盟(NFIB)は「去る8月、米NFIb中小企業楽観指数は直前比1.6下落した103.1を記録した」と発表した。指数は、昨年8月に過去最高を記録した後、5カ月連続の下落を示した以後、騰落を繰り返している。

欧州の主要株式市場は上昇して引けた。英国FTSE100指数は直前の取引日比32.14ポイント(0.44%)上げた7267.95で終了した。ドイツのDAX指数は42.61ポイント(0.35%)上昇した1万2268.71を記録した。汎欧州指数のストックス50は3.97ポイント(0.11%)跳ね上がった3498.99で、フランスCAC40指数は4.26ポイント(0.08%)上げた5593.21でそれぞれ取引を終えた。
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