[写真＝聯合ニュース（韓国の光復節である8月15日、東京の靖国神社では旭日旗がなびく中、参拝客が歩いている]
外交部が3日、日本政府が来年の東京オリンピックで旭日旗の使用を許可したという報道と関連し、「日本側が謙虚な態度で歴史を直視する必要がある」と指摘した。
キム・インチョル外交部報道官はこの日の午後、定例ブリーフィングで「旭日旗というのが周辺諸国に過去の軍国主義と帝国主義の象徴として認識されているという点は、日本側もよく知っているだろう」と述べた。
先立って韓国の一部のメディアは、東京オリンピックとパラリンピック組織委員会が来年東京オリンピックで旭日旗の使用を許可するという意志を明らかにしたと報じた。また、東京パラリンピックのメダルが旭日基を連想させるという指摘も提起された。
キム報道官は、「関連事項が是正されるよう、関連省庁とおもに引き続き努力していく予定だ」と強調した。
これに対して外交部の当局者も「スポーツイベントを政治的なメッセージを伝達する手段として使うことは、スポーツ倫理規定等に適合していない」とし、「報道を見ると（大韓体育会から）パラリンピックのメダルについても是正してほしいと数日前に要請した」と説明した。
一方、キム報道官は駐日韓国大使館に銃弾と脅迫文が送られたことについては「どの国であれ、外国公館の安全と健康は重要な問題だ」とし、「韓国公館の安寧、安全だけでなく、機能ができるように日本側から国際法と国内法に基づいて必要な措置を取っていくことを期待している」と伝えた。
これと関連し、駐日韓国大使館は日本警察と協力して大使館の施設警備を強化し、公館員の身辺安全に注意を払うことを呼びかけた。
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