日・米の悪材料が重なり翼を失った株価指数

[写真=亜洲経済DB]


株価指数が「日・米の悪材料が重なり」大幅安となった。

29日、コスピは前取引日より1.78%(36.78ポイント)下落した2029.48を記録した。コスダックは4.00%(25.81ポイント)下げた618.78で取引を終えた。他のアジアの株価指数は大きく下がらなかった。日本の日経指数と中国の上海総合指数は、それぞれ0.19%と0.12%下がった。

日本は韓国をホワイト国(輸出手続きの簡素化対象)から排除すると脅している。ドナルド・トランプ米大統領は、韓国に発展途上国の利益を与えないように世界貿易機関(WTO)を圧迫した。

コスピは相次ぐ悪材料に一時2025.01(-2.00%)まで下落した。コスダックは取引終了直前まで投げ売りに苦しんだ。終値と安値が同じだった理由だ。

コスピ時価総額上位銘柄のうち、サムスン電子(-2.23%)とSKハイニックス(-3.51%)、現代自動車(-1.92%)、現代モービス(-1.22%)、セルトリオン(-3.24%)、ネイバー(-1.77%) 、ポスコ(-1.72%)が相次いで下落した。

外国人が11取引日ぶりにコスピでも売り優勢に転じた影響が大きかった。この日の売り越し額は639億ウォンに達した。個人も761億ウォンを売り、機関だけが1344億ウォンを買い越した。

コスダックでは取引自体がなかった。外国人・機関は合わせて10億ウォン余りを買い越した。個人が売り越した株式は10億ウォンに及ばなかった。

興国証券のソン・ジェギョンリサーチセンター長は「7月を全体的にみると、外国人よりは機関がコスピ需給を悪化させた」とし、「それでも株価指数を支えていた外国人まで流出して下げ幅を育てた」と述べた。メリッツ総合金融証券のハ・インファン研究員は「コスダックでは信頼を失ったバイオ株の弱含みが続いている」と伝えた。

外国人が今月に入って26日までコスピで買い越した株式は2兆ウォンを超える。個人・機関は同期間、それぞれ8600億ウォンと9800億ウォンほどを売り越した。

この日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは1.3ウォン安の1183.5ウォンを記録した。中国の人民元為替レートが午後に入って安定的に動き、韓国の外国為替市場も大きく動揺しなかった。

 
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