株式総数拡大するアシアナ航空・・・売却作業に「速度」

  • 6月27日の臨時総会で発行株式・転換社債の拡大・・・資金輸血のための定款変更完了

[写真=アシアナ航空]


アシアナ航空が産業銀行から資金を輸血受けるための定款変更を終え、売却作業に本格的なスピードを出す。

アシアナ航空は発行株式数と転換社債の発行限度を増やし、空席である社外取締役および監査委員会の委員にユ・ビョンリュル元アシアナ航空副社長を選任した。

アシアナ航空は6月27日午前、ソウル江西本館で臨時株主総会を開き、発行済み株式数の拡大、転換社債(CB)の発行限度を拡張など「定款変更」の案件を最終確定した。

定款の変更を通じて発行株式を従来の4億株から6億株に、転換社債の発行限度を5000億ウォンから総7000億ウォンに変更した。今回の定款変更は資金を輸血受けるために行われた。

産業銀行など債権団は去る4月、アシアナ航空の正常化のために5000億ウォン規模の永久転換社債(CB)買い取りなどを支援することにした。ただ、アシアナ航空はすでに1000億ウォンの永久CBを発行したため、追加の資金支援が難しかった。そのため、産業銀行は4000億ウォン規模のCBのみ買収した。今回の定款変更の案件で産業銀行は追加で1000億ウォン規模のCBを買収することになる。

定款の変更は特別決議要件として、案件通過のためには全体議決権株式の33.3%と株主総会に出席した議決権株式の66.7%以上が同意しなければならない。株主総会で2大株主である錦湖石油化学(11.98%)が案件に反対したと知られたが、原案通り可決された。

アシアナ航空の関係者は、「アシアナ航空の正常化に株主たちが力を与えてくれた」とし、「本格的な売却作業も拍車をかける」と述べた。

さらに、アシアナ航空はユ・ビョンリュル元アシアナ航空副社長を新しい社外取締役および監査委員会の委員に選任した。イ・ヒョンソク元光州広域市経済部市場が一身上の都合で社外取締役から退いたことによるものだ。
 
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