LG化学-SKイノ、「中国の電気自動車市場を占める」・・・現地増設加速化へ

  • LG化学・SKイノ、中国工場の増設加速化へ

  • 市場基盤を整え、価格競争力の確保に努力

[写真=LG化学]


LG化学SKイノベーションが中国内のバッテリー生産設備を増やしている。中国市場に対する基盤を作り、規模の経済を通じて価格競争力を確保するための布石だ。

18日、関連業界によると、自動車バッテリーメーカーであるLG化学とSKイノベーションは、中国現地でバッテリー生産工場を増設したり、推進中だ。

LG化学はすでに稼働中の江蘇省南京第1工場を増設しており、今年の下半期に量産を目標に南京第2工場を建設している。LG化学は、中国シェア3位の自動車メーカーであるジーリー(吉利)車と合弁法人を設立し、工場敷地などを物色している​​。

SKイノベーションは、中国の北京車(北京汽車)との合弁法人を設立し、2020年上半期の量産を目指して江蘇省常州に電気自動車バッテリー工場を建てている。これと共に、中国現地に5800億ウォンを投資して第2の生産工場を建設することに決めた。

LG化学とSKイノが中国に工場を建てて投資を拡大するのは、中国市場攻略の基盤を整えるためだ。中国の自動車メーカーと距離的に近いほど、協業の可能性が大きくなる。また、工場増設を通じて規模の経済を確保する場合、価格競争力も確保できる。

中国が世界の電気自動車市場の50%を占めているだけに、中国市場のシェアを増やすのは市場全体の影響力を育てる近道になる可能性がある。

業界内外では、中国が自国のバッテリー企業だけに支給する補助金政策が2021年終了される場合、品質が優れた韓国産バッテリーが競争力を確保できるものと期待している。

実際、中国の電気自動車の補助金政策が2018年から縮小され、非上位メーカーが倒産する事例が増えている。2016〜2017年に中国市場の3位だった「オプティマムナノ」は、2018年には50位に急落し、今年に入ってからは60位に転落したりもした。

バッテリー業界の関係者は、「設備増設は規模の経済を通じて価格競争力を確保するための布石とみられる」とし、「技術力を揃えた状況で価格競争力を得る場合、売上高と利益の増大はもちろん、おまけに世界市場シェアの上昇まで得られるだろう」と述べた。
 
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