ソウルの住宅価格しばらく上昇...年末まで継続されるかは不透明

[ソウル江南区大峙洞「銀馬アパート」[写真=亜洲経済DB]]


「ソウルの住宅価格が江南の再建築団地を中心に当分、上昇傾向を見せるだろうが、年末までに急上昇に転じるのは難しいだろう」

16日、多くの仲介業者の関係者や専門家らは、今後のソウルの住宅価格について、このような展望を出した。

先週、江南区のアパート価格が約8か月ぶりの上昇を記録し、一部では下半期のソウル全体の住宅市場も底を打って上昇するのではないかという展望が慎重に提起された。住宅市場の先行指標とされる再建築を中心に物件が売られ、期待心理が急速に高まっているからだ。

しかし、専門家らは、再建築と関連した規制に変化がなく、一部の低価格物件のみ売られたという点で、再建築の中心の江南区の住宅価格上昇がソウル全域に拡散されると判断するのは難しいと口をそろえた。

韓国鑑定院が今月10日の時点で調査したソウル市江南区のアパート価格の週間変動率は0.02%で、昨年の10月の第3週以来、34週ぶりに上昇に転じた。鑑定院側はこれ​​に対して、大峙洞「銀馬アパート」、「韓宝ミドアパート」など再建築団地の上昇の影響によるものだと説明した。

特に江南区再建築はすでに4月5日に初めてプラス変動率を記録し、先週の0.28%で今年最高値を記録した。一般アパートの上昇率0.03%に比べると、10倍の水準に達している。再建築上昇幅が一般アパートに比べて著しく高い。最近江南区の住宅価格上昇傾向は、再建築が主導している。

大峙洞のM仲介業者は「昨年9・13対策以後、銀馬をはじめとする多く再建築団地の下げ幅があまりにも大きかった。今年に入って最低価格との認識で、思い切って買いに出た人が多い」とし、「「現在の再建築関連の規制があまりにも多いので、むしろ今後追加される規制はない」という逆発想を持って投資に乗り出す例もしばしばある」と述べた。

しかし、多くの専門家と仲介業者は、このような雰囲気がこれからも続くかについては、疑問だという。最近、一分の地域の上昇がソウル全域に拡散され、少なくとも年末まで継続するのは難しいということである。

特に最近の江南圏の住宅価格上昇は、漠然とした心理的な要因によるもので、上昇を持続できる動力ではないという分析が多い。

クウォン・デジュン明智大学校不動産学科教授は、「江南圏全体の住宅市場のバロメーターの役割をする江南再建築が上昇したことは注目すべきであるが、これがソウル全体に拡散するかは不透明」とし、「現在も江南再建築の規制が相当で、最近パク・ウォンスンソウル市長が江南再建築に否定的な立場を表わしたも長期的に再建築市場に圧迫として作用するだろう」と分析した。

国土部の関係者は、「今回の江南区上昇は、一部の再建築団地を中心とした取引増加に起因したもので、まだ残っている物件が多い状況」とし、「江南上昇がソウル全域に拡散されるほどの状況ではないと判断される。追加対策もまだ考慮していない。ただし、江南の住宅市場の監視は、綿密に進める計画だ」と語った。

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