現代車、エコカーで欧州で突風・・・現地向け輸出量 、「2倍」に急増

  • 今年1〜4月までの総輸出、昨年より22.5%増加・・・エコカーが牽引

  • 蔚山工場生産のエコカー、欧州販売台数1万7754台に85.3%増加し

[写真=現代自動車提供(純粋電気車(EV)「アイオニックエレクトリック」)]


現代自動車のエコカーが欧州で人気を得て、現地での販売量も大きく増加したことが分かった。

エコカーの中心地である欧州で収めた成果であるだけに、一層意味が深いというのが業界の評価だ。何よりも未来の車市場の中核とされる環境にやさしい分野で競争優位を示しており、見通しも明るい。

11日、関連業界によると、今年に入って4月まで現代車の欧州への輸出は総6万5537台で、昨年の同期間(5万3510台)に比べて22.5%増加した。輸出が減少している中国、北米など主要市場と比較すると著しい成果だ。

大きな異変がないなら、現代車の今年の欧州への輸出は初めて20万台を超えるとみられる。現代車の欧州への輸出は2016年に10万193台、2017年に12万7649台、2018年に18万1385台など、最近数年間急速に増加した。

このような上昇傾向の最も大きな要因は、セダン「アイオニックEV」、スポーツ用多目的車(SUV)「コナEV」、水素電気自動車(FCEV)「NEXO(ネクソ)」などエコカーの3人組だ。これらはすべて現代車の蔚山(ウルサン)工場で生産されている。

実際、欧州市場で現代車のエコカー販売台数は、今年1〜4月に1万7754台を記録し、昨年同期(9580台)比85.3%も増えた。アイオニックEVとコナEVの販売量が着実に増加したためだ。昨年6月、欧州で初めて披露したNEXOも今年4月まで現地の累積販売台数が昨年の全体販売台数を超えたものと集計された。

現代車の関係者は、「欧州で大きな人気を集めているコナEVの場合、1〜4月だけで7400台以上が売れた」とし、「この車両の同じ期間の全体海外販売の70%を超える水準だ」と述べた。

キム・ピルス自動車研究所所長は「現代車のエコカーが欧州で人気を集めている理由は、価格優位、先進技術、積極的なマーケティングなど『3拍子』のバランスが保たれているからだ」とし、「現代車が最近苦難を経験しているが、エコカーを中心とする未来の車市場では変わるだろう」と説明した。

 
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