現代車、イスラエル「MDGo」に戦略投資・・・「未来の車時代に協業で勝負」

[写真=現代自動車提供]


現代自動車がグローバル競争力強化のために、海外企業との協業を強化している。

現代車は10日、イスラエルの「MDGo」と一緒に搭乗者の負傷状況を予測し、初期医療サービスを提供できる技術を開発すると明らかにした。

車両や医療が結合された生態系を構築し、負傷者の傷害程度を正確に判断し、それに適した初期の現場医療への対応力を高める次元だ。

MDGoは医学博士出身であるItay Bengad最高経営者(CEO)とソフトウェア開発者出身のGilad Avrashi最高技術責任者(CTO)などが2017年に共同設立したスタートアップだ。人工知能(AI)を活用した医療情報分析分野の最高の専門企業として挙げられる。

このほかにも現代車は第4次産業革命の時代を迎え、未来の車の核心技術を強化するための戦略投資と協業を果敢に拡大している。先月末にはロシア先端産業のメッカである「スコルコヴォ(Skolkovo)イノベーションセンター」と車共有スタートアップ法人新設のためのパートナーシップを締結した。同月中旬には、クロアチアの高性能電気自動車(EV)メーカーである「リマック・アウトモビリ(Rimac Automobili)」に6400万ユーロ(約854億ウォン)を投資し、相互協力することにした。

去る3月には、インド1位の車両共有メーカー企業「オラ(Ola)」に3億ドルを投資して未来のモビリティ時代を開くための協業を進めている。これに先立ち、昨年は東南アジア最大の車両共有企業である「グラブ(Grab)」に2億7500万ドルを投資したりもした。

業界関係者は、「急速に変化する市場に足並みを揃えるためには、個々の企業の技術革新だけでは限界がある」とし、「最近、現代自動車が攻撃的な歩みをする理由も未来の車市場を先取りするためのものだ」と述べた。
 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기