現代ロテム、列車推進システム新技術の商用化…ソウル市6号線に投入

[現代ロテム、列車推進システム新技術の商用化…ソウル市6号線に投入]



現代ロテムが韓国で初めて開発した電動車用の永久磁石同期電動機推進システム技術が商用化された。 現代ロテムは16日、ソウル交通公社とともに電動車に使用される永久磁石同期電動機(PMSM、Permanent Magnet Synchronous Motor)とそれを制御する推進制御装置(1C1M VVVFインバータ)を開発したと明らかにした。 現代ロテムはソウル市6号線の電車に開発された装置を適用し、初の営業運転を実施した。

現代ロテムは鉄道車両の高効率とエネルギー削減を要求するグローバル化の傾向によって、2016年6月、ソウル交通公社と永久磁石同期電動機推進システム技術の開発に向けた共同技術開発協約(MOU)を皮切りに、今年まで約3年にわたって関連技術を国産化開発した。

一般的に電動車には永久磁石ではなく、電磁気誘導方式の誘導電動機を利用した推進システムを適用している。 誘導電動機は製作が容易である反面、開放型構造で設計され、周期的に内部の掃除が必要であり、低速での騒音問題とエネルギー効率が低いという短所がある。

しかし、現代ロテムが開発した永久磁石同期電動機は密閉型構造で、掃除が不要であり、騒音が少なく、エネルギー効率が優れている。 永久磁石同期電動機を適用すれば、6号線の場合、既存の誘導電動機に比べ、室内騒音は低速で10dBが減少し、高速では3dB程度が減少し、乗客が明確に騒音の減少を体感することができる。 電動機効率は96%で、従来比4%が増大し、エネルギー消費は26%が低減された。

現代ロテムによると、今回開発した永久磁石同期電動機推進システム技術を6号線の電車に適用する場合、30年間で約358億ウォンのエネルギーコスト削減と約38億ウォンの維持保守費用節減で、計396億ウォンのコスト削減が可能である。

また、これまで海外に依存していた動機電動機の国産化開発で、ソウル交通公社が交代する予定の約1200両の老巧化した電車に国産製品を適用すれば、約1000億ウォンの輸入代替効果も上げられるものと予想される。
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