[グローバル株式市場] 米中貿易交渉の懸念・・・ニューヨーク証券取引所の株価下落 ダウ0.53%↓

[写真=聯合ニュース]


9日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が米中貿易交渉の懸念に下落した。ダウは前取引日比138.84ポイント(0.53%)下げた2万5828.49で終了した。S&P500指数は8.70ポイント(0.30%)下落した2870.72で、ナスダック指数は32.73ポイント(0.41%)下がった7910.59で取引を終えた。

10日から始まる交渉を控えて、市場は緊張感を隠せなかった。S&P500指数は3日連続下落を示した。ドナルド・トランプ米大統領の発言は、市場が安定しない原因と指摘された。

トランプ大統領は前日、「中国がディールを破った(broke the deal)」と失望感を表わした反面、この日はホワイトハウスで記者たちとのブリーフィングの席で「習近平国家主席から素晴らしい書簡を受け取った」と肯定的な反応を見せた。

市場は最悪のシナリオも想定している様子だ。ゴールドマン・サックスのチーフアナリスト、Jan Hatzius氏は「たとえ米国が関税を引き上げても、まだ交渉が妥結される可能性はある」と分析した。

彼は「10日(関税引き上げ時点)以前に中国から出港した貨物に対しては関税がかからない」とし、「米国に到着するまで、数週間の時間(couples of weeks)が事実上残っている状況だ」と指摘した。

現在、中国の劉鶴副首相が率いる中国の交渉団は、米国と土壇場の交渉に入った。一方、米国通商代表部(USTR)は10日から2000億ドル規模の中国産輸入品に対して関税を10%から25%に引き上げることを予告した状態だ。

欧州の主要株式市場は軒並み下落して取引を終えた。英国FTSE100指数は前取引日比63.59ポイント(0.87%)下げた7207.41で終了した。ドイツのDAX指数は206.01ポイント(1.69%)安の1万1973.92を記録した。汎欧州指数ストックス50は66.55ポイント(1.95%)下落した3350.71で、フランスCAC40指数は104.43ポイント(1.93%)下がった5313.16でそれぞれ取引を終えた。
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