文大統領「南北経済交流の活性化、東アジアとユーラシア経済回廊が生まれ変わることができる」

  • 文在寅大統領、就任2周年控えてドイツの有力日刊紙に韓半島の平和構想提示

[写真=亜洲経済]


今週就任2周年を迎える文在寅(ムン・ジェイン)大統領が7日、「南北経済交流の活性化は、周辺国と連携し韓半島を越えて東アジアとユーラシアの経済回廊に生まれ変わることができる」と明らかにした。

文大統領はこの日、ドイツの日刊紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)」に載せた寄稿文を通じて「南と北は恒久的な平和定着を促進するために、ともに繁栄することができる道を苦心している。すでに断たれた鉄道と道路連結に着手した」とこのように紹介した。

続いて「韓国が推進している「新南方政策」と「新北方政策」を通じて韓半島の平和経済はさらに拡大するだろう」と付け加えた。

文大統領は今回の寄稿文で「平凡の偉大さ – 新しい世界秩序について考える」というテーマで△光州とろうそく革命および包容国家 △3・1運動の精神と民主主義 △平和と新韓半導体制などの意味 △多様性を受け入れる世界秩序に進むための考えなどを提示した。ドイツのFAZ出版は今月末頃の発刊を推進している寄稿文集に、文大統領の今回の寄稿文を掲載する予定だ。

文大統領は「これまで私が残念に思っていたことは、これ以上韓国の国民が休戦ラインを超えた向こうを想像しないことである」とし、「南北の問題は理念と政治に悪用されてはならず、平凡な国民の生命と生存の問題に拡張しなければならない。南と北は共に生きるべき『生命共同体』だ」と表明した。

文大統領はまた、「北朝鮮と米国は、非核化問題とともに関係正常化のための対話を続けている」とし、「米朝対話が完全な非核化と米朝国交正常化を成し遂げ、韓国戦争の休戦協定が平和協定へ完全に置き換えられたら初めて冷戦体制は崩れ、韓半島に新しい平和体制が構築できるだろう」と予想した。

加えて、去る2017年、ドイツのケルバー財団招待演説で明らかにした「新ベルリン宣言」について言及し、「韓半島の春はベルリンから始まった。私は金大中元大統領の2000年の『ベルリン宣言』に続き、もう一度2017年7月、ろうそく革命の願望を込めてベルリンで韓半島の新平和構想を話した」とし、「当時、多くの人々は希望に過ぎないと思った」と述べた。

続いて「ベルリン宣言で私は北朝鮮に向かって『簡単なことから始めよう』と、4つのことを提示した。平昌五輪の参加、離散家族の再会、南北の相互敵対行為の中止、そして南北間の対話と接触を再開することを提案した」とし、 「驚くべきことに、この4つは2年が過ぎた今、すべて現実になった」と説明した。さらに「韓半島の春がこのように近づいてきた」と付け加えた。

 
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