"200万台も可能"・・・ギャラクシーフォールドの販売目標値を2倍に上方

  • 予約販売完売に海外での好評もあふれて興行予感

  • スクリーンの欠陥論議は"保護膜を外し発生したハプニング"

[写真=AFP・聯合ニュース]


サムスン電子が、初のフォルダブルフォン「ギャラクシーフォールド(Galaxy Fold)」の販売目標量を2倍に高めた。発売前からギャラクシーフォールドが興行の兆しを見せ、内部的に目標値を上方したものと解釈される。

18日、関連業界によると、サムスン電子は最近、ギャラクシーフォールドの売上目標を100万台から200万台以上に上げた。実際、慶尚北道(キョンサンプクト)亀尾(クミ)にあるサムスン電子の生産ラインはもちろん、部品メーカーも生産量を増やすために奔走しているという。

当初、サムスン電子はギャラクシーフォールドの今年の販売量を100万台水準に考えていた。サムスン電子のコ・ドンジンIM部門代表(社長)は去る2月、米国サンフランシスコで開催された「ギャラクシーアンパック」イベントの直後、"100万台を最初の目標に掲げたが、十分に達成できると思う」と述べている。ギャラクシーフォールドがフォルダブルフォンという新しいフォームファクタ(製品形態)を提示する過渡期的性格を持っているだけに、やや保守的な目標を立てたのだ。

事前に製品に接した海外メディアと海外のレビュアーから好評が続き、サムスン内部の雰囲気も変わった。このように期待以上の反応が出たのは予想より強固なつくりはもちろん、価格競争力のおかげだ。

2000ドルをはるかに上回るだろうという発表前の予想とは違って、1980ドル(約220万ウォン)で価格が策定された。2299ユーロ(約295万ウォン)に達するHuawei(ファーウェイ)社の「Male X(メイト・エックス)」より70万ウォン近く安いわけだ。このような期待感で去る12日、米国で実施されたギャラクシーフォールドの予約販売は一日で完売された。

ただし発売前の完成度への懸念が出ている。一部の海外メディアとレビュアーは"使用二日目で完全に故障した」と指摘した。サムスン電子側はギャラクシーフォールドの表面に搭載された交換可能な画面保護膜をユーザーが保護フィルムと誤解して取り外しながら発生したハプニングであると釈明した。

サムスン電子は、予定通り26日に米国でギャラクシーフォールドをリリースする予定だ。国内では来月中旬、第5世代移動通信を支援するモデルで発売される。

先立って市場調査会社は、全体のフォルダブルフォンの出荷量が今年は200万台未満にとどまるだろうと予想した。2023年になってようやく1000万台ほど出荷されるという見通しだ。WitsViewは、全体スマートフォン市場でフォルダブルフォンのシェアも2021年になってこそ1%台を記録すると予測した。

しかし、業界ではギャラクシーフォールドが序盤興行に成功すれば、フォルダブルフォンも予想よりはるかに早く市場に定着することができるとみている。
 
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