現代・起亜自動車、3月の中国市場シェア3%台へ・・・17年ぶりの最低に

  • -現代車2.6%、起亜車1.3%・・・サード事態は解決されたが、中国の自動車市場の停滞期

[写真=聯合ニュース]


中国の自動車市場の成長率が10カ月連続減少の中で、現代・起亜自動車の3月に中国市場シェアが4%未満に墜落した。これは、現代車グループが中国に進出した2002年以来、17年ぶりの最大の危機だ。

現代・起亜車は、2011年から2014年までの中国市場で10%のシェアを維持したが、サード(THAAD・高高度ミサイル防衛システム)事態以後にシェアがなかなか回復していない。サード事態は解決されたが、中国市場が停滞期を迎えたからだ。

11日、中国の乗用車連席会議の(CPCA)によると、中国内の3月の乗用車販売は12%減少した174万台だった。中国の地元企業の販売量も15.7%下落した。現代・起亜車は前年同期比27%ほど減少した販売実績を示した。現代車は前年同期比27.4%減った4万5010台、起亜車は26.7%減少した2万2007台をそれぞれ販売した。

現代・起亜自動車の中国市場の小売販売シェアは過去最低を記録した。現代自動車の3月の中国シェアは2.6%、起亜車のシェアは1.3%で合算3.9%にとどまった。

2002年、中国市場に進出した現代・起亜車は、2011年から2014年まで中国市場で10%のシェアを示した。また、2015年と2016年にも8%台のシェアを記録した。引き続く不振に現代・起亜車は、中国の北京第1工場の稼動を中断した。さらに市場シェア回復のために先月27日、ソウル良才洞本社にあった中国事業組織を中国の北京に前進配置した。

一方、中国政府も今月1日から製造業の付加価値税を引き下げるなど、自動車市場の不振を防ぐための政策を推進している。ベンツやBMWなど世界自動車メーカーは税負担が減ると、自動車価格の値下げに乗り出した。
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