[SKイノベーション、素材事業の分割確定…「SK IE素材」4月1日に発足]
SKイノベーションがこれまで未来成長動力として育成してきた素材事業の分社化を決めた。 これにより、従来の5つの子会社体制から、6つに転換することになる。
SKイノベーションは21日、ソウル鍾路区の本社で第12回目の定期株主総会を開き、素材事業の分社案件を確定した。
新設の子会社は「SK IE素材」(仮称)だ。 分社期日は4月1日に決めた。 会社側は"発足以降、独自経営システムの構築に力を注ぐ予定だ"とし、"事業専門性の強化で、系列会社全体の企業価値の向上効果を引き出すことが目標"と説明した。
SK IE素材は発足後すぐ、デモプラントの稼動を通じ、透明ポリイミド(PI)フィルムの需要に対応する予定だ。 その後、下半期に完工する曽坪工場で、本格的な製品を生産し、主導権の先取りに乗り出す。 透明PIは「フォルダーブル(液晶画面が折れる)フォン」などの核心素材に使われる。 ローラーブル型の製品にも適用できる。 業界では関連市場規模が今年3億4400万台から2023年5億6000万台にまで増えるものと予想している。
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