サムスン・LG、昨年の世界ディスプレイ市場1・2位…「超格差戦略」主効

[サムスン・LG、昨年の世界ディスプレイ市場1・2位…「超格差戦略」主効]



中国メーカーの猛烈な追い上げの中でも昨年、世界ディスプレイパネル市場でサムスンディスプレイとLGディスプレイがそれぞれ1位・2位を維持したことが分かった。 韓国メーカーが先制的な研究開発(R&D)と施設投資を通じ、いわゆる「超格差戦略」に集中している点が功を奏したものと解釈される。

17日、グローバル市場調査会社のIHSマーケットによると、昨年、中小型・大型ディスプレイパネル市場で、サムスンディスプレイは261億5400万ドル(約29兆7000億ウォン)の売り上げを記録し、23.7%のシェアを記録した。 前年(291億1300万ドル・24.2%)にはやや及ばない成績だが、首位を維持した。

LGディスプレイが215億8700万ドルの売上げで、19.6%のシェアを記録、その後を継いだ。しかし、2016年21.7%、2017年20.0%に続き、下落し続け、結局昨年は20%台の守りに失敗した。

最近、攻撃的な投資を拡大している中国のBOEは売上高114億9100万ドル(約13兆600億ウォン)で、10.4%のシェアを記録し、△台湾のAUO 111億900万ドル(10.1%) △台湾のイノルックス 100億1700万ドル(9.1%) △日本のシャープ 59億6200万ドル(5.4%) △中国のCSOT 40億1300万ドル(3.6%)などの順だった。

業界の関係者は"中国メーカーが早いスピードで投資を増やしているが、ポートフォリオが低価格製品の中心で、出荷台数の増加に比べ売上高は大幅に増加しない様相"とし、"これに比べ、韓国メーカーの場合、プレミアム製品を中心に市場立地を強化するという戦略が受け入れられている"と述べた。

実際、スマートフォン市場で最近、主流ディスプレイとして浮上しているフレキシブルOLEDパネルの場合、サムスン(94.8%)とLG(3.5%)のシェアが98%を超え、BOE(1.7%)を圧倒した。

次世代TV市場の主流として浮上する超高画質8K TV向けパネルでも昨年4四半期の出荷台数を基準にサムスンが69.0%のシェアで、2位の日本シャープ(29.7%)を大きく上回った。 中国メーカーはまだ、8K TVパネルを生産できていないことが分かった。
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