スキンフード、本格的な売却手続きに突入

[写真=スキンフード]


化粧品ブランドスキンフード(SKINFOOD)が、本格的な売却手続きに入る。

スキンフードと売却主幹社のEY韓英会計法人は25日、売却公告を出してスキンフードと親企業IPEERES(アイピアリス)の公開競争入札を開始すると明らかにした。

今回の公開入札は、第三者割当方式の有償増資と会社債の発行などを通じて外部資本を誘致する方式だ。

来月14日まで買収意向書を受け、3月18日から4月5日まで予備実体調査、買収提案書の受付と審査などを経て、4月末~5月初めに優先交渉対象者を選定する計画だ。

スキンフードは2004年に設立された国内初のフードコスメティックブランドだ。1957年に設立された中堅化粧品会社ピアリス社が1997年の通貨危機で倒産し、チョ・ジュンミン元ピアリス会長の長男であるチョ・ユンホ代表が2004年に設立したのがスキンフードである。

人気絶頂の2000年代後半から2012年までは売り上げが2000億ウォンに上り、約150億ウォンの利益を出すなど成長を加速させた。特に2010年には化粧品ブランドショップの売り上げランキング3位に上がったりもした。

しかし、化粧品市場が中国人観光客の減少などの理由で低迷の局面に入り、スキンフードは2017年末から製品供給の支障や流動性悪化を経験した。結局、昨年10月には企業回生手続きに入った。
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