文大統領、ハノイ会談を控えて「歴史の中心で新韓半導体制の主導的準備」言及・・・「北朝鮮は経済開放の際、主導権を失ってはならない」

[写真=聯合ニュース]


文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日、「歴史の中心に立って、戦争と対立から平和と共存へ、陣営と理念から経済と繁栄へ進む新韓半島体制を主導的に準備する」と述べた。

文大統領はハノイの米朝首脳会談を2日後に控えた24日午後、青瓦台(大統領府)で開いた首席・補佐官会議で、「韓半島運命の主人は私たちである」とし、「我々は今、植民と戦争、分断と冷戦で苦痛を受けた時間から平和と繁栄の時代を主導する時間に、歴史の1ページを私たちの手でめくっている」と語った。続いて文大統領は、「韓半島問題の主人として、南北関係と米朝関係が好循環し、非核化と恒久的平和、共同繁栄の道に進むよう最善を尽くす」と言及した。

特に「北朝鮮の経済が開放されれば、周辺国と国際機関、国際資本が参加することになるだろう」とし、「その過程でも我々は主導権を失ってはならない」と強調した。

また「大韓民国の平和と繁栄を望む国民なら、誰もが心を一つにして会談の成功を祈るだろう」とし、「米朝両首脳は、誰も行ったことのない道を歩んでここまで来た」と評価した。そして、「トランプ大統領は、過去に北朝鮮の核外交の失敗を繰り返さないために大胆な決断と新たな外交戦略で対北朝鮮外交を直接率いている」とし、「トランプ大統領が地球上で最後の冷戦体制の解体に成功すれば、世界史に明確に記録されるもう一つの偉大な業績になるだろう」と期待した。さらに、「韓国政府は韓半島平和のためのトランプ大統領の新しくて大胆な外交努力に対し、全面的な支持と協力を惜しまない」と付け加えた。

一方、北朝鮮に対しては「核の代わりに経済発展を選び、過去から未来へ進もうとする金正恩(キム・ジョンウン)委員長の決断にも拍手を送る」とし、「我が両首脳を声援して会談の成功を祈るのは、韓半島での戦争の脅威と安保不安を解消し、平和経済の時代に進む決定的な契機になるためだ」と述べた。
 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기