LGディスプレイがOLED市場拡大のための広範な動きを見せている。
LGディスプレイは中国広州の8.5世代OLEDパネル工場を今年上半期中に完工し、3四半期から量産を開始し、大型OLED生産量を大幅に増やす計画だとニューストマトが伝えた。
同メディアによると、LGディスプレイは昨年290万台だった販売台数を今年400万台にまで拡大し、21年には1000万台以上を達成する方針だ。
今年下半期に月6万枚規模の8.5世代広州OLED工場が稼動すれば、現在の月7万枚規模の生産量を13万枚まで引き上げることができる。 年間1000万台も生産が可能な規模だ。
特にOLEDの技術参入のハードルが高く、韓国を除くほかのメーカーでは量産段階に進入できずにいるだけに、OLEDで中国のような後発走者らの追撃をかわすという腹案だ。
一方、LGディスプレイは中国広州と南京、そして煙台地域で生産ラインを運営しており、煙台市にはLGディスプレイの協力会社が多数進出している。
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