SKハイニックス、最先端工場「M16」の起工式開催…M14・M15の3大軸戦略に本格突入

[SKハイニックス、最先端工場「M16」の起工式開催…M14・M15の3大軸戦略に本格突入]



SKハイニックスが19日、新しい半導体生産ライン「M16」の起工式を行った。 京畿道竜仁市(キョンギド・ヨンインシ)に新しい半導体工場の建設を推進するのに続き、最先端工場のM16の起工の着手まで先制投資を行い、「半導体の高点問題」を正面から突破するという意志と見られる。

M16はSKハイニックスの未来成長基盤として活用される予定だ。 2020年10月に完成予定のM16は従来の利川(イチョン)M14、清州(チョンジュ)M15とともに、SKハイニックスの3大軸として位置づけられる見通しだ。 次世代露光装備のEUV(Extreme Ultra Violet・極紫外線)専用空間が別に造成される。 業界ではSKハイニックスがM16に建設費用3兆5000億ウォンなど計15兆ウォンを投資するものと見込んでいる。

竣工後の経済的波及効果もまた莫大であるものと予想される。 ソウル大学の経済研究所はSKハイニックスの新規工場建設で、2026年までに80兆2000億ウォンの生産誘発と26兆2000億ウォンの付加価置誘発、34万8000人の雇用創出効果があるものと見通した。 M16の生産製品の種類と規模は今後の市場状況と会社の技術発展を考慮して決定される方針だと会社側は説明した。

このほか、SKハイニックスは龍仁市に新しい半導体工場の建設も検討しているという。 業界によると、竜仁一帯にSKハイニックスの工場だけでなく、半導体部品・装備会社もともに入居するなど大規模な半導体クラスターが造成されるものと予想される。 これと関連してSKハイニックスの関係者は"長期的に敷地を確保することは常に必要なこと"としながらも、"確定したものは何もない"と答えた。

半導体業況の悪化が来年上半期まで続くだろうという見通しが出ている中、SKハイニックスが積極的な設備投資に乗り出す理由は「超格差戦略」だと業界ではみている。 中国企業の追撃はもちろん、核心技術と人材流出の憂慮が現実化している状況で、先制的な大規模投資で次世代技術を先取りすることだけが唯一の活路だという意味だ。
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