サムスンバイオロジックス、11日に取引再開…"深刻な憂慮はなかった"

[サムスンバイオロジックス、11日に取引再開…"深刻な憂慮はなかった"]



サムスンバイオロジックスが約1ヵ月ぶりに取引を再開する。 これに先立ち、先月14日、金融委員会傘下の証券先物委員会はサムスンバイオロジックスに対し、故意で4兆5000億ウォン規模の粉飾決算を行ったとし、金テハン代表取締役の解任勧告、課徴金80億ウォン賦課の措置を下した。 この制裁でサムスンバイオロジックスはただちに株式取引が中断された。

韓国取引所は10日、サムスンバイオの上場廃止について審査した企業審査委員会の会議の結果、上場を維持し、11日から株式の取引を再開することを決めたと明らかにした。

取引所は"企業審査委員会で企業の継続性、経営の透明性、公益の実現と投資者の保護などを総合的に考慮して審査した結果、経営の透明性の面で一部不十分な点があるが、企業の継続性、財務の安定性などを考慮して上場を維持することにした"と説明した。

サムスンバイオの売上・·収益性の改善が確認された中、事業展望や受注残高・受注計画などを考慮すると、企業の継続性に深刻な憂慮はないと判断してのだ。

経営の透明性の面では一部不十分な点が発生したと判断されるが、サムスンバイオ側が現在進行中の行政訴訟の結果と関係なく、監査機能や内部会計管理制度の強化などを内容とする改善計画を提出したと取引所は発表した。

取引所はサムスンバイオの経営透明性の改善計画の履行の有無を今後3年間、点検する予定だ。

サムスンバイオは"現在進行中の行政訴訟を通じて会計処理の適正性を証明し、事業にもさらにまい進して投資家と顧客の期待に応えるように最善を尽くす"と明らかにした。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기