韓国取引所がサムスンバイオロジックスの上場廃止を決定するための本審査に着手した。
10日、取引所によると、企業審査委員会(企審委)は同日午後2時からサムスンバイオの上場廃止の審査に入った。 サムスンバイオロジックスが上場廃止されるかどうかがが早ければ同日、決定される可能性があるという意味だ。
企審委は委員長と企審委員6人を合わせて計7人で構成される。 企審委員は,弁護士や会計専門家、教授、市場専門家など外部専門家で構成された。
企審委はサムスンバイオ営業の持続性や財務状態の健全性、公示体系の重大な毀損の有無、投資家の保護や証券市場の健全な発展を阻害するかどうかを重点的に確認する予定だ。
審議の結果、サムスンバイオの上場適格性が認められれば、すぐ次の取引日から株式取引が再開される。 逆に改善期間の付与や上場廃止の結論が出る可能性もある。
審査委は特別な理由がある場合や審査をさらにしなければならない必要性があると判断される場合、審査を1ヵ月延長することができる。 ただ、取引所は市場での被害を最小化できるよう、早いうちに結論を出すという立場だ。
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