自律走行車、華城「K - シティ」を走る...「310億ウォン投入し施設の高度化」に乗り出す

[ドローンで撮影した京畿華城市の自律走行車の実験都市の「K-シティ(K-City)」。[写真=韓国交通安全公団]]


#トンネルの出口の前、故障した乗用車が停車している。その後ろをトンネルを通過していた自律走行車(時速40㎞)が一定の間隔を置いて停止する。衝突の危険を感知したためである。自律走行車のカメラが前方の車両の有無を認識し、レーダーが動きを測る。

10日の京畿華城市の韓国交通安全公団の自動車安全性研究走行試験場に造成された「K - シティ(K-City)」で12台の自律走行車が走った。韓国電子通信研究院、SKテレコム、KT、現代自動車などの9社・機関が製作した車両である。これらの自律走行車は、不正横断歩行者認識・停止、子供保護区域の自動減速などの自律走行技術を披露した。

自律走行車は4次産業革命を代表する技術で、世界の市場規模が、2020年には210兆ウォンまで拡大する見通しだ。 2035年には1300兆ウォンの規模と予想される。

このように有望な自律走行車の技術開発のために作られたところがK - シティだ。統制された環境で複数のシナリオを適用して見ることができる。

自律走行車の実験都市であるK - シティは、2016年計画樹立以降16か月間の工事期間を経て完成した。面積はソウル汝矣島(2.9㎢)の8分の1の規模である36万㎡であり、合計125億ウォンが投入された。世界初5Gネットワ​​ークを構築し、高速道路・都心・郊外・駐車場・コミュニティなど5つの実際の環境を再現している。

また35種の実験施設を構築している。例えば高速道路の場合、料金所・インターチェンジが、コミュニティには子供保護区域などが設置されている。

グォン・ビョンユン韓国交通安全公団理事長は同日、「来年から悪天候でも、安全性を確認できる気象再現設備と通信死角地帯を克服するための施設の設置に310億ウォンを投入する予定である」とし「K - シティ高度化は、 2021年仕上げになる」と述べた。

これを通じた自律走行車の商用化はレベル5段階中2020年までにレベル3を目指す。高速道路のように信号などの制御のない場所で自律走行が可能である。

国土部は商用化が円満に推進されるよう、「自律走行車の商用化法」をできるだけ早く制定する計画だ。同法律は、当初、年内の国会通過を目指し、10月に議員立法で発議された。

国土部の関係者は、「レベル4、レベル5水準の商用化のためのモデル地区の指定と規制フリーゾーンを骨子とした法案も来年初めに発議する予定だ」とし「この他に保険制度などの諸条件も来年には仕上げになる」と述べた。

一方、同日の自律走行車のデモに先立ち、K - シティ竣工式が開かれた。イ・ナギョン首相とキム・ジョンヨル国土交通省2次官、バク・スンジャ国会国土交通委員長をはじめ、自律走行車開発企業・機関関係者など約400人が参加した。

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