11月の輸出、519億2000万ドルで4.52%↑...7か月連続で500億ドルを突破

[写真=亜洲経済DB]


韓国の輸出が7か月連続500億ドルを突破し、今年の年間輸出が史上初めて6000億ドルを超える可能性が大きくなった。

産業通商資源部は11月の輸出額が519億2000万ドルを記録、前年同月比4.52%増加したと暫定集計を1日、明らかにした。

これは1956年の統計作成以来、歴代3位の記録で、1位は昨年9月に551億2000万ドルである。

11月の輸出が500億ドルを超えたので、韓国の輸出は史上初の7か月連続で500億ドル突破を記録した。

1〜11月の累積輸出も5572億ドルと過去最高値。

輸入は467億8000万ドルで、前年同期より11.4%増え、貿易収支の黒字は51億4000万ドルを記録し、82か月目の黒字を続けた。

産業部は11月の輸出増加について、世界製造業の景気好調、米中日と欧州連合(EU)など主要国の国内総生産(GDP)増加傾向の維持、主力製品の単価上昇などを原因と分析した。

品目別では、13大主力品目のうち、船舶(158.4%)、石油製品(23.5%)、半導体(11.6%)、石油化学(3.8%)、鉄鋼(2.7%)、一般機械(0.8%)など6つが増加した。

地域別では、独立国家共同体(46.2%)、EU(23.7%)、アセアン(13.0%)、インド(11.8%)、日本(9.4%)、アメリカ(7.9%)、ベトナム(2.6%)の輸出が増加した。

中国(-2.5%)、中南米(-12.2%)、中東(-30.6%)は、輸出が減少した。

政府が市場の多様化のために輸出を奨励するアセアン地域への輸出が94億1000万ドルと、過去最高を記録した。

米国は液化石油ガス(LPG)、天然ガス、石油製品などの輸入が増加し、1〜11月の累積貿易黒字が前年比24.5%減の127億9000万ドルを記録した。

中国は、ディスプレイの現地生産と中国産の無線通信機器のシェア拡大で、同品目の輸出が減少した。

中東は、景気回復が遅れ、自動車、車部品、一般機械、鉄鋼などの輸出が減少した。

産業部は12月にも増加傾向が続き、年間輸出が史上初めて6000億ドルを突破し、世界6位の輸出国の地位を維持すると予想した。

ただし、来年には、グローバル保護貿易主義の拡散、米国の金利引き上げによる為替変動の拡大などの輸出条件が容易ではないと展望した。

ソン・ユンモ長官は「来年も輸出成長を維持するために米中貿易紛争、グローバル保護貿易主義の拡散などの輸出下方の要因に総力対応する一方、輸出構造の質的高度化と輸出市場・品目の多様化を積極的に推進する」と明らかにした。

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