サムスン電子、高性能4ビットSSD「860 QVO」のグローバル発売…最大4TB貯蔵

[サムスン電子、高性能4ビットSSD「860 QVO」のグローバル発売…最大4TB貯蔵]



サムスン電子が業界で初めてテラバイト(TB)級の高性能4ビット(SQLC)SATASSD(ソリッドステートドライブ)「860QVOシリーズ」を発売すると28日、明らかにした。 同製品は来月から韓国、米国、中国、ドイツを含むグローバル50カ国に順次発表される。

4ビット(QLC・クアッドレベルセル)は1つのセルに2進数・4桁のデータを入れる技術で、セル一つに保存するデータが既存の3ビットから4ビットに増え、同じサイズのチップに保存容量を33%増やすことができる。

この技術が適用された860QVOシリーズは価格性能比の高い1・2・4TBの高容量貯蔵空間と高性能を備えた製品だ。 速いコンピューティング環境を望む消費者により合理的なソリューションを提供するものと期待される。

「インテリジェントターボライト(Intelligent Turbo Write)」機能も採択し、従来の3ビットSSDと同じレベルの連続読み取り(1秒当たり550メガバイト)および書き込み(1秒当たり520MB)速度を具現した。

運営に所要されるメモリーを含めても5GB容量のフルHD(高画質)映画の約750本を保存でき、小型化を可能にする4ビット製品だが、既存の高性能3ビット(TLC)と似たような水準の速度(映画1本あたり10秒台)を出すことができる。

特に4TBモデルの場合、SSDの寿命が分かる数値であるTBW(総書込み可能容量)で最大1440TBを提供するか、3年の保証期間を保障する。

サムスン電子は2006年、32GB1ビット(SLC・シングルレベルセル)SSDを発売し、業界で初めてPC用SSD市場を創出している。 続いて2010年、2ビット(MLC・マルチレベルセル)SSD、,2012年、3ビット(TLC·トリプルレベルセル)SSDに続き、今年4ビットSSDを初めて披露し、市場需要を牽引するものと評価される。
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