LGディスプレイ、「来年5月に8K OLEDの販売」···超高画質競争の本格化

[LGディスプレイ、「来年5月に8K OLEDの販売」···超高画質競争の本格化]



LGディスプレイが来年5月から8K OLED(有機発光ダイオード)パネルを量産し、本格的な販売に乗り出す。

サムスン電子が昨年9月にドイツ・ベルリンで開かれた「IFA(欧州家電展示会)2018」で初めて「QLED(量子ドット発光ダイオード)8K」TVを公開したのに続き、LG電子もプロトタイプの量産に本格的に乗り出し、TV市場の超高画質競争が本格化する見通しだ。

ハン・サンボムLGディスプレイ副会長は24日、ソウル江南COEXで開かれた「韓国電子産業大2018」で記者たちと会って、「来年5月に8K OLEDパネルを本格生産する計画だ」と語った。

続いて彼は「私たちがパネルを供給してから、セットメーカーがTVを発売するようになるので、6月はセット発売、パネルはそれより先に出るだろう」と説明した。

ハン副会長によると、LGディスプレイは8K画質をOLEDパネルに適用した製品を上半期にまず生産し、LCDは10〜11月頃生産する方針だ。LG電子の関係者は「LGディスプレイのパネルの供給を受け、6月頃に8K OLED TVを発売する計画だ」と明らかにした。

8K TVは現存する商用TVの最高解像度である4K解像度(3840×2160)の4倍さらに鮮明な8K解像度(7680×4320)を支援する超高画質TVだ。

サムスン電子とLG電子のほかにも来年からハイセンス、TCL、ソニー、パナソニックなどのグローバルTVメーカーの8K TV市場に参入する予定で、今後、この市場は継続的に成長すると予想される。

市場調査会社のIHSマキットによると、8K TV市場の規模は今年2万台(全TV市場の0.1%)から来年43万台、2020年は200万台(全TV市場の1%)に急成長が予想される。

ただし、業界では8K TVの画質を具現できる8Kコンテンツが不足している状況で、商用化には時間がかかるものと予想した。

これに対してハン副会長は「4Kコンテンツがいくつしかないのが事実なので、コンテンツ不足の問題を解決できるまでの時間が少しかかるだろう」と説明した。

ただハン副会長はアップスケーリング技術を通じてコンテンツ不足を克服するという方針だ。彼は「現在、4Kコンテンツも多くなく、アップスケーリングをしている」とし「サムスンやすべての会社の8Kも同じ状況だ」と述べた。
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