有機栽培手作りクッキーで人気を博していた「ミミクッキー」が、これまで大型マート製品を再包装したものを有機栽培製品に、だまし販売していた事実が明らかになった。
これと関連し、ミミクッキーを処罰してほしいという青瓦台国民請願が相次く中、消費者の間で法的対応の動きも出てきている。
28日、関連業界によると、ネット販売サイトのノンラマートは、ミミクッキー事態と関連し、消費者からの刑事告訴委任状を受け付けている。
法曹界では、市販の製品を再包装し、有機栽培製品にだまし販売したことについて、詐欺罪を適用できると見ている。
ミミクッキーが宣伝していたように有機栽培クッキーでなかったし、特に大型マートの製品を販売していたので、消費者を完全にだましたという理由からだ。
現行の詐欺罪(刑法第347条第1項)に基づいて、人を欺罔し富の交付を受け、又は財産上の利益を取得する場合、10年以下の懲役または2000万ウォン以下の罰金を課すことができる。
忠清北道の陰城で、ベーキングを専攻した夫婦がお腹の赤ちゃんの名前である「ミミ」をブランドにし、正直で安全な食べ物を作るという運営方針の基で「手作りデザート専門店ミミクッキー」を開いた。
このような運営方針などでミミクッキーは人気を集めた。今年の7月にはネット販売サイトの「ノンラマート」に入店し、ネット販売まで事業を拡大した。
ところが最近、ある消費者が大型流通業者のコストコの完成品のクッキーを包装だけ変えて売っているという疑惑を提起し議論が始まった。
ミミクッキー側は「コストコのクッキーと同じ業者から冷凍生地を買っただけで、完成品を再包装して販売したことがない」と否定した。
解明にもかかわらず、疑惑が続き、払戻し要請が増え始めた。結局、ミミクッキー側は疑惑を認め謝罪した。ただ、「他の製品は、手作りである。誤解しないでほしい」と言った。
しかし、非難の世論がさらに悪化し、クッキーだけでなく、ロールケーキも、市販の製品を再販売したという疑惑まで出てきた。
結局、ミミクッキー側は「注文の物量が多過ぎて、してはならないことをしてしまった。お金が足りなかった」という謝罪文を発表した。また「マカロンと生クリーム・カステラは直接作ったので払戻ができない」と公示した。
ミミクッキー側のこのような無責任な態度により、消費者の怒りはさらに強まっている状況である。
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