産業部、ブレグジットに備え、業界と懇談会開催

[[写真=亜洲経済DB]]


産業通商資源部は7日、ソウル貿易保険公社で、英国の欧州連合(EU)脱退(ブレグジット)に対する政府と業界の準備状況を点検するための懇談会を開催したと述べた。

この日の懇談会は、キム・ジョンイル産業部自由貿易協定政策官の主宰で、製造業、サービス業などの分野別協会・団体と韓国貿易協会、KOTRA、大韓商工会議所などの関連機関と業界関係者約30人が参加した。

産業部は最近、英国とEUのブレグジット交渉動向とブレグジットがもたらす通商環境の変化を業界と共有し、対応策についての意見を交換した。

業界参加者はブレグジットが既存の韓・EU自由貿易協定(FTA)に及ぼす影響に関心を表明し、ブレグジット後も英国との貿易で韓・EU FTAレベルの特恵関税を引き続き適用を受けることを希望した。

キム・ジョンイル自由貿易協定政策官は「ブレグジット後も英国との通商関係の継続性を確保することが重要である」とし「政府のブレグジット対応は、業界の不便を最小化することを最優先する。そのために業界と引き続き緊密にコミュニケーションする」と述べた。

英国は2016年6月23日、欧州連合(EU)を脱退に対する国民投票を行った。結果は、脱退51.9%、残留48.1%で、英国はEUから脱退を決めた。以後、EUと英国は、英国のEU分担金の問題とEU市場へのアクセスの範囲、英国民とEU加盟国の国民の地位と権利などの問題について交渉を続けている。英国は来年3月29日にEU加盟国の資格が停止される予定。

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