保健福祉部が国民年金改善方案に対する国民の意見収集を本格的に開始すると3日明らかにした。
国民世論の意見収集は地域別に対国民討論会、オンライン意見収集、専門家・団体対象のグループ懇談会などが行われる。
まず、地域別に「国民年金改善、国民の意見を聞きます。」というテーマのもと、国民討論会が行われる。討論会の日程は、国民年金公団のホームページ(www.nps.or.kr)に案内される。関心がある人は誰でも申請・参加できる。
国民討論会への参加が困難な人のために、ホームページを通じたオンライン意見収集も行われる。
福祉部は、主な利害関係者である経営界、労働団体、市民団体、各年齢別代表などと一緒にグループ懇談会も行う。グループ懇談会も地域別に開催される。
年金制度の専門家討論会も数回実施し、電話調査も行われる。
経済社会労働委員会では国民年金などの公的年金の制度改善案などを用意するための社会的議論機構を構成し、政府の参加要請があった場合、積極的に参加する計画だ。
福祉部は、できるだけ多くの意見を聞くために全国各地で様々な世代を対象に広く意見を収集する方針だ。
国民世論を収集するのは、5年ごとに実施する国民年金制度の改善手続きの一つだ。
パク・ヌンフ保健福祉部長官は、「国民の声をしっかりきいて、国民年金制度の改善の政府案に反映する」と明らかにした。
一方、ムン・ジェイン大統領は先月27日、首席補佐官会議で「国民年金改革は、国民の参加と同意に基づいて社会的合意を経て進めなければならない課題」であり、「一方的に国民年金制度が改編されることは決してない」と強調した。
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