革新成長の8大先導事業にバイオヘルスの分野が含まれて以降、経済副首相の医療産業界の訪問が目立つ。今後、韓国経済の新たな成長産業としてバイオヘルス分野が挙げられているだけに、政府の支援と規制革新も加速化すると思う。
キム・ドンヨン経済副首相兼企画財政部長官は29日、原州市の医療機器メーカーである、メディアナを訪問、「医療機器の分野でのR&D(研究開発)が適材適所に支援できるようにする」と強調した。
キム・ドンヨン副首相はこの日、原州で開かれた公共機関のワークショップの後、医療メーカーとの懇談会で、「医療機器関連の企業が創業から成長、回収などの企業生態系の好循環が行われるように関連政策を継続的に補っていく」とし「政府が施行中の政策を実際の一線の現場で適切で適期に活用できるように、政府の政策と現場とのギャップを減らしていくことが重要である」と述べた。
金副首相はまた、「原州の医療機器業界が地域経済の発展の重要な役割を果たしている。今後も国の医療機器産業の発展のために力を尽くしてほしい」と言った。
この日の懇談会は、先月発表された医療機器規制の革新のフォローアップとして、金副首相は、現場の声を聞くために参加した。
懇談会では、企業の関係者は、△現場の需要に合わせて、R&D支援の必要性△企業創業、投資生態系の好循環の構築△中小企業の誇りを高めるための社会的雰囲気作りなどを提言した。
R&D支援対象に独創性が重要な新製品だけでなく、実質的産業の価値が高く、世界市場に即時に進出可能な模倣製品も含まれるべきだという意見も出た。さらに、書類上一度でもR&Dを行った製品は、付加価値を高めても模倣製品扱いになって、R&D支援対象から外れるという指摘もあった。
また、現制度では、企業の上場以後は企業承継(EXIT戦略)が現実的に難しく、企業存続の困難を主張し、これを補充できる制度的な装置が必要であると言った。
今月の初め、政府は、「革新的な成長戦略投資の方向」を発表し、バイオヘルスの分野を8大先導分野として積極的な支援に乗り出すと明らかにした。
特に、バイオヘルス分野で、今年の2718億ウォンから、来年は800億ウォンが増額された3500億ウォンを集中投資する計画を2019年予算案として確定した。保健福祉部と科学技術情報通信部にそれぞれ△2200億ウォン△1300億ウォンずつ配分された。
3500億ウォンの革新成長先導事業のバイオヘルス分野の事業予算を含めて製薬・バイオ(R&Dを含む)などの事業に来年に投入される予算は1兆3200億ウォンに達する。
企画財政部の関係者は、「バイオヘルスの分野を8大先導事業に含まるべきだという業界と専門家のアドバイスを受け入れて推進した」とし「新薬開発などの製薬だけでなく、医療機器、ヘルスケアなど、市場規模が大きいので、将来の新たな成長産業である」と述べた。
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