LG化学、ノートパソコン用「低コバルトバッテリー」で市場攻略

[LG化学、ノートパソコン用「低コバルトバッテリー」で市場攻略]



LG化学が電気車に続き、ノート型バッテリーにも低コバルト製品を適用し、市場での優位を確保すると27日、明らかにした。

昨年基準でバッテリーに使用されたコバルトは約5万tであり、そのうち、ノートパソコン・スマートフォンのようなIT(情報技術)機器のバッテリーに使用された量は計3万tと集計された。 これは同じ期間に電気車バッテリーに使用された量より大きな規模だ。

LG化学がノートパソコンの低コバルトバッテリーの拡大に乗り出した理由の一つはバッテリー原材料の需給が一番複雑なコバルトの割合を減らし、顧客に価格や供給の安全性を提供できるからだ。

実際、コバルトはバッテリーの原材料のうち、原価の割合が最も高い鉱物で、2016年、2万∼3万ドル水準だった価格が今年3月にt当たり9万5500ドルまで急騰するほど価格変動性が大きい。

LG化学のノートパソコン用の低コバルトバッテリーは従来の製品の長所を生かし、コバルトの含量は大幅に下げる新技術が適用されたと紹介した。

LG化学は小型電池事業で2020年までに陽極材のコバルト含有量が5%以下で、ニッケル含有量が90%に達する「ハイ-ニッケル(High-Nickel)バッテリー」まで量産するという目標を持っている。

ハイ-ニッケルバッテリーはノートパソコンよりバッテリーのための空間が小さく、より高いエネルギー性能が要求されるスマートフォンまで適用されることができるものと業界ではみている。
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